文字サイズ

淡海のひと・とき

長谷川 博己さん(俳優)

Hiroki Hasegawa


1977年、東京都出身。主な出演作に『セカンドバージン』(’11/松竹)、『映画 鈴木先生』(’13/角川書店・テレビ東京)、『シン・ゴジラ』(’16/東宝)、『夏目漱石の妻』(’16/NHK)、連続テレビ小説『まんぷく』(’18/NHK)など。数多くのドラマや映画に出演するほか、舞台やCMなどでも活躍。

戦国時代に思いを馳せ、新たな明智光秀に挑む!

明智光秀に焦点をあてた大河ドラマ『麒麟がくる』は、今までとは違う光秀を意識して描かれています。主人公を演じる長谷川博己さんに、演技にかける思いや、光秀ゆかりの地・坂本で感じたことをお話しいただきました。

******

若き光秀を模索する

現代の人が見て共感できるドラマを作りたい、新しい明智光秀像を見ていただきたいという思いで演じています。


例えば、必要があれば上の人にでも、ずばっと言いたいことを言い、知性と品性で突き進む。今の時代にこういう人がいたらいいなと思います。一方で、教養人として有能だからこそ、いろんなことを強いられてしまい、気の毒だなとも感じますね。


脚本家の池端俊策先生は「本能寺の変を起こした光秀から逆算して考えないでほしい」とおっしゃっており、物語も血筋や郷土を守りたいという一人の青年が戦国の世を歩き出したところから始まります。僕自身も、これまでのイメージにとらわれない新たな明智光秀像を作っていければという思いで、日々撮影に臨んでいます。

光秀に呼ばれて西教寺へ

昨年、『麒麟がくる』の撮影前に、西教寺の明智一族のお墓にお参りしました。実は、前にも西教寺を訪れています。


2018年に連続テレビ小説『まんぷく』のロケで日吉大社を訪れたんです。その時には大河ドラマの主演が決まっていたので、光秀ゆかりの地を調べると、日吉大社のすぐ近くに光秀の菩提寺・西教寺があることがわかり、すごく縁を感じました。これは呼ばれたなと思いました。

坂本城跡から望む琵琶湖

坂本城址公園で、往時に思いを巡らせました。そこからの眺めもいいですね。目の前に広がる琵琶湖の風景は、戦国時代からあまり変わっていないのだろうと思いました。ちなみに、公園にある歌碑のボタン※を押しましたよ。日吉大社へ続く石垣の坂道と琵琶湖が、強く印象に残っています。


光秀といえば滋賀。県民の皆さんに新しい光秀像を楽しんでいただけるように、がんばりますので、ぜひ、ご覧ください。

※公園には、光秀像や光秀をしのぶ歌碑があり、ボタンを押すと鳥羽一郎が歌う唄『光秀(おとこ)の意地』が流れる

▶ 大河ドラマ『麒麟がくる』 NHK総合 よる8時~ ほか

******